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恋するダルスンは全話無料で視聴可能か?
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ただし、VODによって配信状況やトライアル期間が違うので、利用を始める前に調べてから契約しましょう!
恋するダルスンは日本語字幕・吹き替えで視聴可能?
字幕 | × |
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吹替 | × |
大半の韓流ドラマは、日本語字幕版のみ配信されていて、吹替版は少しか配信されていません。吹替版で見たい人は、DVD版に入っていないかチェックしてみてください。
恋するダルスンをYouTube、Dailymotion、Pandraで視聴するのは危険
恋するダルスンだけでなく、いろんな韓流ドラマや映画がYouTubeやDailymotion、Pandraに違法アップロードされている場合があります。
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恋するダルスンを配信しているVOD一覧
国内で有名なVODでの恋するダルスンの配信状況がこちら。
動画配信サービス | 配信状況 |
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U-NEXT | × |
FOD | ○ |
Hulu | × |
dTV | ○ |
動画配信サービスによって、料金やサービス内容、無料お試し期間がことなるので、それぞれ詳しく紹介していいます。
U-NEXT
月額料金 | 1,990円 |
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無料期間 | 31日間 |
ダウンロード | ○ |
韓国ドラマ配信数 | [star rate=”5″] |
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FOD
月額料金 | [fod_price] |
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無料期間 | 2週間 |
ダウンロード | × |
韓国ドラマ配信数 | [star rate=”4″] |
無料お試し期間は 2週間と若干短いですが、集中して時間を取れる人なら十分ではないでしょうか。
Hulu
月額料金 | 923円 |
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無料期間 | 2週間 |
ダウンロード | ○ |
韓国ドラマ配信数 | [star rate=”2″] |
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ただし、韓国ドラマの配信数はそこまで多くないため、海外ドラマや洋画など、他のジャンルも合わせてみたい場合におすすめです。
無料お試し期間は 2週間ですが、期間中は対照作品が全て見放題なので、無料で様々なジャンルを楽しむことができます。
dTV
月額料金 | [dtv_price] |
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無料期間 | 31日間 |
ダウンロード | ○ |
韓国ドラマ配信数 | [star rate=”3″] |
韓国ドラマもそれなりの数を配信しているので、料金とスマホのデータ通信量を抑えたいコストパフォーマンス重視の日知のおすすめです。
無料お試し期間も 31日間と長く、映画やアニメなど、様々なジャンルの動画も視聴できるため、無料お試しだけでも利用してみる価値はあります。
恋するダルスンのあらすじ
1945年の韓国。大手靴メーカーのソンイン製靴の社長グムソンの1人娘ヨンファは6年間便りのない恋人の帰りを待ち続けていた。
ジェハはすでに生きてはいないと考えたグムソンが、娘ヨンファをソンイン製靴の部長テソンと結婚させることを決心し、2人にそれを告げたまさにその夜、ジェハが前触れもなく帰って来る。
第1話:
大勢の職人たちが靴作りにいそしむ工場。そこは韓国一の靴メーカーを目指すソンイン製靴であった。社長の一人娘ヨンファは、独立運動のため6年前に満州へ渡ったまま消息を絶った恋人ジェハを待ち続けている。社長である母のグムソンはジェハは死んだものと考えており…。
第2話:
6年ぶりの再会で幸せの絶頂のジェハとヨンファ。テソンはこれまで懸命に築いてきた会社も、結婚できると思ったヨンファも一瞬にして失ったことに絶望してジェハを恨む。そしてジェハを陥れる恐ろしい計画を立てる。ある日、ジェハの同志チュンギが警察に捕まったことを知りジェハの安否を心配するヨンファ。祈りもむなしく悲報が届き絶望したヨンファは後を追おうとするがテソンに救われる。ところが運びこまれた病院でヨンファのお腹には小さな命が宿っていることがわかり・・・。
第3話:
それから9年。生まれた子はウンソルと名づけられテソンとヨンファの娘として成長していた。靴が大好きで、明るく優しい少女ウンソルは、ある日ヨンファに連れられ初めて訪れた丘がすっかり気に入る。一方、母親を病気で亡くしたユンジェのもとに突然、父と名乗るソンギが現れユンジェを引き取りたいと言う。一方、ヨンファと結婚しソンインの副社長となったテソンは、ヨンファの部屋で偶然見かけた黄色い花が妙に気になる。やがてそれがヨンファとジェハの思い出の花と気づき・・・。
第4話:
ウンソルの部屋で忌まわしい記憶を呼び覚ます黄色い花を見かけたテソンは苛立ちウンソルを厳しく問い詰めてしまう。自分に黙って思い出の丘へ行ったヨンファへの不信感を募らせる。一方、昌寧(チャンニョン)でブニと言う年配の女性と暮らす少女ジョンオクは、田舎暮らしを嫌いソウルを夢見る。そんな中、母を病気で亡くした少年ユンジェは、子供たちにいじめられているところをたまたま通りかかったヒョンドに助けられる。二人はその後、意外な場所で再会するのだが・・・。
第5話:
テソンは、ヨンファになぜジェハとの思い出の場所に行ったのかと問い詰める。ヨンファはジェハに未練は無いと懸命に弁明するも、テソンは一切耳を貸さず益々険悪モードに。一方、ミリョンは、ソンギの実子ユンジェを目の敵にし、甥のヒョンドも突然現れたユンジェのことが気に食わない。そんなユンジェと街中で偶然再会した少女ウンソル。寂しそうにしているユンジェに折り紙のカエルをプレゼントする。一方、ブニとジョンオクは、知人に招かれソウルへ行くのだが・・・。
第6話:
ブニに連れられソウルを訪れていたジョンオクは、街角で出会ったウンソルと喧嘩になってしまう。一方、テソンはヨンファのことが未だ信じられず、酒に溺れる。そんなテソンをなだめようと食事に誘い、自分の心の中にテソン以外はいないと明言するヨンファ。そんな中、ジェハの死の真相を追求する動きが出始め、テソンは焦燥感に駆けられる。一方、ウンソルはミリョンに実母の写真を破られ傷ついたユンジェを慰め、2人の間に温かい空気が・・・。
第7話:
ジェハの死の真相を追究するキム執事の登場に、テソンの不安でいてもたってもいられない。一方、ソンギはユンジェにミリョンが冷淡な態度をとり続けるのを見かねて、しかりつけるが聞く耳を持たない。そんな中ヒョンドは、家に帰らないユンジェを渋々捜しに出て見つけ出すが、一緒に帰ろうと言ってもユンジェは応じようとしない。そんな中、市場で待ち合わせたウンソルとユンジェは、ウンソルの“秘密の倉庫”で幸せなひと時を過ごすが・・・。
第8話:
ソンギは、ジェハの死の真相を追究する人物がキム執事と知り、弟チュンギを捜す糸口になればと期待しキム執事を訪ねる。一方、貧しい暮らしは嫌だとブニに駄々をこねるジョンオク。ブニはそんなジョンオクに失望しそれならば出て行きなさいと心にもないことを言ってしまう。そんな中、キム執事はジェハの死亡時刻を確かめようと死亡当時の検視官を訪ねるが、それに気づいたテソンと秘書のギルサンも阻止しようと駆けつける・・・。
第9話:
詩集を買いに入った書店でチュンギらしき人物を見かけるヨンファ。急いであとを追うも、すでにその姿は無かった。一方、見たこともない籠を見つけ、自分の生い立ちと関係があるのではないかと興味を持つジョンオク。そのハイヒールは、ブニの実の娘ダルレのものだった。そんな中、ヨンファの家に、かつてヨンファがジェハに贈った詩集が届けられテソンは本の中のメモに気付かず放置してしまう。やがてその詩集はウンソルの手に渡り・・・。
第10話:
ウンソルはテソンの口から出た言葉に衝撃を受け逃げ出そうとするが、あやまって川に転落してしまう。そんな中、ソウルを訪れていたブニは、戦争中に末娘のダルスンが亡くなった場所で、思いにふけっていたが、川のほとりに倒れているウンソルを見つけてはダルスンだと思い込み連れ帰ってしまう。一方、ウンソルが約束の場所にやって来ない理由を知る由もなく失望するがユンジェ。ヨンファとグムソンは、ウンソルの失踪に我を忘れて捜しまわるのだが・・・。
第11話:
昌寧(チャンニョン)のブニの家では、ジョンオクが見知らぬ子が部屋で横たわっているのを見て驚く。ジョンオクに続き、また子供を拾ってきたことで、ブニ一家は大騒ぎに。そんな中テソンは、表向き警察署に捜索願いを出すが、警察より先にウンソルを見つけなければとあせる。一方ブニは、ダルスンと間違えて連れ帰ったウンソルが一向に意識を回復しないことを心配し、知り合いのケリョン道士に薬を処方してもらう。目を覚ましたウンソルは、ブニをお母さんケリョン道士をお父さんと呼んで・・・。
第12話:
ウンソルが失踪した場所でテソンの万年筆を見つけたヨンファ。テソンがウンソルの失踪に関与しているのではないかと疑い、あの晩のことを問い詰めるが、テソンは予め用意していた替えの万年筆を取り出してその場を切り抜ける。一方、ユンジェはウンソルが消えたことを知りショックを受ける。そんな中、記憶を失ったウンソルはダルスンとしてブニ一家と暮らし始める。ダルスンは突然、激しい頭痛に襲われるが、それは失った記憶の断片が甦りそうになった時の出来事で・・・
第13話:
ウンソルが発見されるのではないかと戦々恐々するテソン。ダルスンが気に入らないジョンオクはかんしゃくを起こした拍子に転んで肩にケガをしてしまう。ところがブニは経緯に耳に貸そうとせずダルスンを叱りつける。一方、ダルスンが描いた靴のデザインを見てその才能に驚くチュンギ。ジョンオクもダルスンのスケッチを見て驚きを隠せない。そんな中ジョンオクは、昌寧(チャンニョン)での貧しい暮らしを嫌いソウルへ行くため家出を決心するのだが・・・。
第14話:
ダルスンはジョンオクを追って夜中にトラックの荷台に隠れるが、気がつくと走り出して大きな都市に着いてしまう。ダルスンを振り切ったジョンオクは、大きな屋敷の前で一計を案じる。車にはねられたふりをして屋敷にいれてもらい、助けてくれた夫婦に記憶がないと偽るが、その夫婦とは何とヨンファとテソンであった。一方昌寧(チャンニョン)では、一人で家に帰ってきたダルスンにブニは、なぜジョンオクを見捨てて帰って来たと激怒する。
第15話:
そして14年が過ぎ、それぞれの人生を歩む二人。ブニに育てられたダルスンはソウルの下町の小さな店の靴職人として、貧しいながらも町の人たちに親しまれる明るく元気な女性に成長していた。ジョンオクは14年前に保護してくれたヨンファとテソンの養女となりホンジュと言う名前で、ソンイン製靴の一人娘として贅沢な生活を送り、ユンジェはウンソルとの約束どおり医者になり、ヒョンドはハンガン皮革の若きエリート室長に。ここから四人の人生が再び交錯し始める。
第16話:
グムソンの遺言でヨンファの従兄ハンスがソンイン製靴の副社長に就任することに。グムソンが亡くなりソンイン製靴はいよいよ自分のものだと思っていたテソンは、思いがけない状況に苛立ちを隠せない。そんな中、ホンジュがテソン夫妻の実の娘ではないことを知ったホンジュの交際相手の母は、ホンジュを侮辱し息子と別れさせる。一方、ダルスンは靴を配達にいった大学でユンジェと出会うが、最初の印象はお互いに最悪で・・・。
第17話:
ソンインの娘として認められたいホンジュは、テソンにソンインへの入社させてほしいと頼むが、あっさり断られてしまう。落胆は隠せないホンジュだったが必ず入社してみせると心に誓う。一方でダルスンは大学に靴を再配達に行って、またしてもユンジェと鉢合わせをして大ゲンカに。そんな中、ヨンファの頼みで同居することになるが、テソンは内心穏やかではなく警戒感を強める。そしてヒョンドは、男に言いがかりをつけられているホンジュを助けてやるが、ホンジュは・・・。
第18話:
ダルスンは帽子を盗んだと言いがかりをつけるホンジュと口論になる。相手の言い分を一切聞かないホンジュに、ダルスンは怒りより当惑を覚える。一方ブニは、同居しているチュジャと餃子店を開店し、ダルスンは店の宣伝も兼ねて新任の医師への挨拶のため診療所を訪れるが、医師は配達先でもめたユンジェだと分かり驚きを隠せない。そんな中ハンスは、ヨンファとテソンに慈善事業を目的とする財団の設立を提案するが、ハンスを煙たく思っているテソンは反対する。
第19話:
街中で偶然ブニを見かけ不安な気持ちを隠せないホンジュ。一方ダルスンは、勤め先の靴店の社長が不始末を起こし一時休業になってしまったため、しばらく餃子店を手伝うことになる。そんな中、設立した財団の事業として夜学を創立するため奔走するハンスとヨンファ。その様子を見て、ソンイン製靴に入社したいホンジュは、ヨンファを味方につけようと夜学の教師を志願する。その夜学の入学募集の貼り紙をみたダルスンはブニを説得して夜学に入学することに。
第20話:
黄色い花に気をとられ転びそうになったヨンファを助けるダルスン。14年ぶりの再会を果たした二人だが、お互いに気づく由も無かった。一方、夜学で教師と生徒として再び顔を会わせたホンジュとダルスン。ダルスンはホンジュの謝罪を求めるが、ホンジュはそれに応じようとしない。一方、ホンジュは、ヨンファの執務室でウンソルのスケッチブックをきかっけにヨンファと口論になる。その頃、ジョンオクを見つけたという連絡を受けたブニは警察署へ向かうが・・・。
第21話:
ジョンオクの所在を教えるという詐欺師の話を信じ込んだブニ。詐欺師が要求する金を用意するため、共同名義人のチュジャに無断で餃子店を担保に闇金業者から借金してしまうが、金をだましとられてショックのあまり体調を崩し入院する。そんなブニを看病していたダルスンは、帰宅するためバスに乗ろうとソウル駅に行くが、駅の時計塔を見てジョンオクが失踪したのは釜山ではなくソウルであることに気がつく。ところがそこには、偶然ホンジュも来ており・・・。
第22話:
ホンジュは帰宅途中に酔いつぶれたヒョンドを見かけて自宅まで送る。一方ブニは、だまし取られた金を取り戻すために詐欺師から聞いていた住所を訪ねるが、すでに行方をくらましたあとで落ち込む。チュジャとダルスンはいなくなったブニを捜し回るが、その頃ブニは通りがかりの人を詐欺師と間違え殴りかかり騒動をおこしていた。そんな中、ダルスンが持っていたジョンオクを探す内容のチラシが風に飛ばされ、そのチラシをホンジュが拾い上げるが・・・。
第23話:
自分をかばって自転車とぶつかったダルスンの手当てをするホンジュは、ダルスンに自分は小さいころ肩にケガをしたと話す。そんな中、闇金業者にお金を返すあても無く途方に暮れるブニ。一方、ダルスンは、ユンジェの提案どおりジョンオクを探す新聞広告を出すことに。そんな中、テソンはヒョンドの提案を受けハンガン皮革と共同事業として国際事業部を立ち上げることを決意する。その情報を察知したホンジュは、これをきっかけにソンインに入社しようと考える。
第24話:
ホンジュは自分を捜す新聞広告に動揺し、テソンの目に触れないよう社長室から新聞を持ち出す。そんな中、ヨンファがテソンを訪ねてきて、親子三人で食事をすることになるが訪れたレストランで新聞を見ようとするテソンに、ホンジュは見られまいとわざとコップを倒し新聞に水をかける。一方、闇金業者が餃子店に乗り込んできたことでチュジャはブニが店を担保に借金をしていることを知る。その頃、ホンジュは、新聞に載っている住所を見てダルスンのもとを訪ねるが・・・。
第25話:
ホンジュは夜学の生徒の名前がダルスンであることを知り仰天する。一方、ダルスンはブニの借金を返すために就職しようと奔走するが、なかなか働き口が見つからず途方に暮れているところに、ユンジェの診療所の清掃員の女性が足にケガをして1か月間仕事を休むことがわかり、その代わりを務めることにする。それにより頻繁に顔を合わせることになったユンジェとダルスンは、次第にお互いのことを意識するようになるが・・・。
第26話:
ダルスンに自分がジョンオクであることを認めたホンジュ。しかし、ホンジュは二度とブニと会うつもりは無いと言い切りこの事実を口外しないように念を押されたため、ダルスンはブニを不憫に思いながらも打ち明けることができなかった。ホンジュが気になるダルスンはソンイン製靴を訪れるが、会社の前で記憶の断片がフラッシュバックして気分が悪くなり倒れてしまう。通りがかったヨンファがダルスンを助けたことから、ヨンファがホンジュの今の母親であることを知る。
第27話:
ダルスンは、ホンジュにブニに会うよう強く言う。ホンジュはまだ心の準備ができていないと逃げようとするが、その会話をブニが聞きつけてしまう。ブニはホンジュに近づこうとするが、これ以上自分を捜すなと言い放たれてショックを受け道端で倒れてしまい診療所に運びこまれる。診療所で意識が戻ったブニは、ホンジュの今の親をこの目で見たいとダルスンに言ってソンイン製靴へ向かい、そこでヨンファがホンジュに優しく接する様子を見る。
第28話:
ソンインとハンガンの国際事業部が靴デザイナーを公募するポスターを見たダルスンは、思い切って挑戦することに。ホンジュも応募する決心を固め、今度こそソンインの娘としての力を証明するとテソンに言う。そんな中ホンジュは、公募の応募書類をもらいにハンガンに来たダルスンとヒョンドの会話を聞き、ブニにピーナッツアレルギーがあることを知る。自分は拾われた捨て子だと思っていたホンジュは、自分と同じアレルギーがブニにあることに不審を覚える。
第29話:
ブニが自分の実の祖母であることを知り、母親について聞き出すホンジュ。ブニはホンジュの幸せのため、もう二度と前に姿を見せないと約束してホンジュを安心させる。一方ハンスは、テソンがウンソルの捜索願いを勝手に取り下げていたことを知りテソンを問い詰めるが、うまく言い逃れられてしまう。一方、ダルスンは靴用の革を買いに来て偶然ヨンファに会いお茶に誘われる。その様子を見たホンジュは、ブニにダルスンをソンイン製靴から遠ざけるよう命令する。
第30話:
ダルスンはデザイン公募への応募のためハンガン皮革を訪れる。応募用のスケッチはブニが処分したと思っていたホンジュは、ダルスンが提出できたことに驚くが、ダルスンには白を切る。一方ヒョンドは、ミリョンのすすめで大企業の経営者令嬢と見合いをする。野心家のヒョンドはまんざらでもないが、この先は協力し合おうと約束したホンジュのことが頭に浮かび、自分の感情に当惑する。そんな中ユンジェは、清掃のアルバイトにダルスンが診療所に来るのを心待ちにして・・・。
第31話:
診療所で疲れて居眠りをするダルスン。ユンジェは愛しそうにダルスンの髪に触れるが、目を覚ましたダルスンは思わずユンジェにときめく。ダルスンは慌ててその場を離れようとするが、ユンジェはダルスンを引き留め告白しようとする。しかし、突然鳴り響く時計の音に我に返ったダルスンはその場から逃げ出してしまう。一方、大会社の経営者令嬢との縁談を断ったヒョンドはホンジュを訪ね、付き合おうことを提案するがそれは、恋愛よりむしろ共通の野心のためだった。
第32話:
ユンジェからの告白に戸惑うダルスン。デザイン公募の一次選考に見事合格したダルスンのために、ユンジェは自らの気持ちを刺繍した腕カバーをプレゼントする。そんなユンジェに勇気づけられ2次選考用の靴制作に励むダルスン。そんな中、自宅前に捨てられたダルスンのスケッチブックをヨンファが拾いホンジュに尋ねるが、ホンジュは家政婦がやったのだとしらを切る。そこでヨンファは、そのスケッチブックを自らダルスンに届けると言うのだが・・・。
第33話:
ダルスンが二次選考のために作った靴は、ブニが処分したとばかり思っていたホンジュ。しかし、時間までに無事に靴を提出できたダルスンに、ホンジュは動揺を隠せない。選考会の結果、2人の評価は同点で最終決定はデザイン協会長の判断に委ねられることになり一旦休憩となる。その間にホンジュは協会長に若い男性との不倫をバラすとほのめかし脅迫する。やがて休憩時間が終わり、協会長は最終勝者の発表をするのだが・・・。
第34話:
金ずくでダルスンたちにソウルから出るよう迫るつもりで餃子店に来たホンジュ。だが借金取りに脅されている様子を見て、借金が返せなければソウルを離れるしかなくなると考え、そのまま帰ってしまう。一方、風邪で訪れた病院で、14年前に清渓(チョンゲ)川で溺れた子供がいたことや、その子が年配の女性に連れられて昌寧(チャンニョン)に帰ったことを耳にし、ハンスとともに昌寧へ。その頃、ホンジュは靴店を閉店させるためチュンギを陥れる計画を立てる。
第35話:
ホンジュの企みで、無免許での鍼灸の施術を告発されたチュンギは警察署に連行され、ダルスンも一緒に取り調べを受けることに。これを聞きつけたユンジェは2人には内緒で弁護士を雇い、ダルスンたちは無事釈放される。ところが被害者に多額の示談金が支払われていたことを知り、チュンギは靴店を売却してそのお金を返そうと考える。ブニとチュジャも餃子店を手放し昌寧(チャンニョン)へ帰ると言いだし、ダルスンの心はブニとユンジェの間で揺れ動く。
第36話:
ダルスンがソウルを離れることを知り、自分に黙っていたことに怒りを隠せないユンジェ。一方、ダルスンはソウル製靴を廃業に追い込んだ張本人はホンジュだと知り、ソウルに残ることを決意する。ユンジェは、自分からだということは隠してボンナムを通してダルスンの家族の借金を返済させ、一家はソウルで引き続き餃子店を続けることに。そんな中、ダルスンは国際事業部が靴サンプル製造員を募集していることを知り入社を志望することに。
第37話:
国際事業部の靴サンプル製造員として入社したのがダルスンだと知って慌てるホンジュ。どうしてソウルを離れなかったのかブニを問い詰めるが、時すでに遅かった・・・。そんな中、テソンはハンスとヨンファがウンソルを捜すため自分には内緒で昌寧を訪ねていた事実を知り、うとましいハンスを何とかしようと手を打つことを考え始める。一方ホンジュは、ダルスンたちを救った弁護士は、ユンジェがヒョンドの紹介で雇ったことを突き止めユンジェとヒョンドの関係を不審に思い・・・。
第38話:
ユンジェがハンガン皮革の社長の一人息子だと知ったホンジュ。ユンジェがヒョンドに電話で頼んだダルスンへの伝言メモを破り、あろうことかダルスンに代わりメモに指定された待ち合わせ場所に向かう。一方、ハンスは横領の濡れ衣を着せられてしまうが、これはウンソルを捜させまいとするテソンの計略によるものだった。思惑通りに進み、清渓(チョンゲ)川の近くの酒場で満足感に浸るテソン。ところが、たまたま清渓川を通りがかるダルスンを見て・・・。
第39話:
ホンジュは、ダルスンを待つユンジェに偶然を装い近づきダルスンとユンジェが付き合っていることを確認するが同時にユンジェにときめきを感じてしまう。一方テソンは、投資家のチョン社長がしきりに褒める靴デザイナーは、以前に清渓(チョンゲ)川で会ったダルスソンだと知って驚くが、ダルスンにチャンスを与えようと考える。そんな中、ユンジェと学園祭へ出かけたダルスンはユンジェの後輩の心無い言葉に現実を痛感させられて落ち込む。
第40話:
ユンジェは、落ち込むダルスンをレストランの前に待たせて花を買いに行くが、その間に偶然同じ店にやってきたソンギがダルスンと話しているのを見て思わず物蔭に身を隠してしまう。ダルスンは自分とユンジェの境遇にあまりにも差があることを日に日に思い悩むようになる。一方ソンギとミリョンは、あまり家に帰らないユンジェを心配して官舎を訪ねるが・・・。そんな中、ダルスンがヨンファのデザイン助手となったことに腹を立てたホンジュは・・・。
第41話:
ホンジュは、ダルスンへの嫌がらせのため焼却炉へ投げ込んだ靴が、ヨンファが誕生日に合わせて毎年作るウンソルの靴だと知り慌てるが靴はすでに焼け焦げていた。自分のやったことが発覚するのを恐れるホンジュは、ダルスンに濡れ衣を着せてしまう。犯人扱いされたダルスンはヨンファに無実を訴えるが冷たく突き放される。一方テソンは、ダルスンが靴を燃やす理由などないと考えあれこれ調べるうちに、ホンジュに疑いの目を向けるようになる。
第42話:
ウンソルの靴を燃やした張本人であることをテソンに気づかれたホンジュ。ヨンファにだけは内緒にしてほしいと懇願されたテソンは、ホンジュの弱点を握っておくためヨンファには真実を話さないことにするが、その代わりダルスンを国際事業部のデザイナーに登用するとホンジュに通告する。一方ソンギは、ヒョンドが自分の目の届かない国際事業部で独自の動きをしていることに漠然とした不安を抱き、ユンジェに入社して自分を助けてくれないかと言うが・・・。
第43話:
ホンジュのことが気がかりでホンジュが住む家の前をうろついていたブニ。テスクの勘違いで家の中に迎え入れられ、そのまま家政婦として働くことに。ホンジュは、ブニに憤慨する野と同時に自たちの関係に気付かれるのではないかと心配する。そんな中、国際事業部のデザイナーとしての初日を迎えたダルスンは、ホンジュからの電話でブニがホンジュの家の家政婦になったことを知る。そして、ブニを連れ戻すため仕事が終わったあとホンジュの家を訪ねるのだが・・・。
第44話:
ブニの荷物の中から、片方だけの子供靴を見つけたダルスン。ブニは14年前に川で溺れているのを助けた時ダルスンが履いていた靴だと教える。一方なぜかダルスンにウンソルの姿を重ねてしまうヨンファ。ウンソルの大好物だったパンをダルスンが食べるのをじっと見つめて、ホンジュに不審な思いを抱かせる。一方、国際事業部では母と娘をターゲットにした新商品を開発することになり、ホンジュとダルスンの新たなデザイン対決が幕を開ける。
第45話:
ホンジュが提出した靴のデザインが、行方不明になった日に履いていたウンソルの靴であることに気づいたヨンファ。ホンジュを呼び出しそのデザインをした経緯について問いただすが、ホンジュは自分のデザインだと言い張る。ヨンファはハンスと相談して密かにホンジュの周りでウンソルと繋がる糸口を探ることに。一方、社員投票のため会社の広場に掲示されたホンジュのデザインを見て、練習のためスケッチした片方だけの自分の子供靴であることに気づき唖然とする。
第46話:
ブニにダルスンの靴を持ってこさせ、ウンソルだと確信したホンジュ。審査の発表前に自ら認めなければ、デザインが盗用である証拠を見せると言ったダルスンの言葉を思い出し、ヨンファにダルスンがウンソルであること知られるのだけはなんとか阻止するため、慌ててテソンとヨンファに提出したデザインは自分のものでないことを告白する。しかしダルスンのスケッチを模写したとは言わず、前にこっそり見たウンソルの靴だとごまかす。
第47話:
ユンジェの両親との初対面で、ユンジェの父親がハンガンの社長だと知り驚くダルスン。ユンジェの両親、特にミリョンは、すべてにおいて釣り合わないダルスンを露骨な言葉で中傷し、そんな両親に腹を立てたユンジェはダルスンを連れて店を飛び出す。ダルスンはユンジェが父親のことを隠して付き合っていたことに当惑を隠せない。ユンジェは少し考えさせてくれと背を向けるダルスンを引き留められないが・・・。
第48話:
警備員に気付かれずサーモンレザーを盗むことに成功したホンジュ。街の皮革問屋に、レザーを売り渡す。翌朝、レザーが消えたという報告を受けたテソンは、ヒョンドに調査を任せる。ヒョンドは、盗まれたサーモンレザーは必ず売りに出されると考えてハンガンのパク部長にサーモンレザーが市場に出回ったら連絡してほしいと頼む。一方、当日夜の見回りを担当した警備員はダルスンが一番最後まで社内に残っていたと証言するのだが・・・。
第49話:
皮革問屋の社長の連絡を受けたホンジュは、慌てて店舗に駆けつけ、バレることはないからサーモンレザーを売った犯人はダルスンだと言い張るように指示する。その様子を隠れて見ていたヒョンドは、ホンジュがダルスンを陥れるために仕組んだことだと知り驚愕するが、ホンジュにもダルスンにも傷がつかないよう、問屋の社長に返品と間違えたと口裏を合させて事態を収拾する。しかし、これにはホンジュが関わっていると直感したテソンは、ホンジュを調べ始め・・・。
第50話:
ブニの家でテソンと鉢合わせしたホンジュ。適当な言い訳でその場をしのぐが、テソンが自分とブニの関係を疑っていることを確信する。一方、テソンはホンジュとブニの関係について確かな手がかりを探すため、家族関係を詳しく調べることに。そんな中、ブニが家政婦を辞めたことが残念なテスクは会いに行き、そこでブニがホンジュと同じピーナツアレルギーであることを知る。家で食事中にそれを話題にすると、それを聞いたテソンは・・・。
第51話:
近所の人からブニが事故に遭ったと聞いたチュジャとチュンギは、あわてて病院へ駆けつける。途中で二人を見かけたユンジェも一緒に病院へ。一方ブニを見捨てて逃げ出したホンジュは、自分の本名や素性をテソンが突き止めたことを直感してテソンに打ち明け許しを請うが・・・。そんな中、ダルスンはホンジュがブニの事故を知りながら病院に姿を現さないことに憤慨し、引っ張り出してでも見舞わせようと家まで行くと、そこにホンジュが現れ・・・。
第52話:
ホンジュが実はブニの孫で14年間記憶を失ったふりをしながら自分を騙してきたことを知ったヨンファは、裏切られたという気持ちから到底許すことができない。泣き落としにも失敗したホンジュは1人で家を出ることに。翌日会社に出てこないホンジュを心配するダルスンは、すべてがバレた責任が自分にもあると思うと気が重く・・・。一方、行くあても無く街をさまようホンジュは、公衆電話を見つけると、どこかへ電話をかけるが・・・。
第53話:
ミリョンはダルスンを呼び出し、金の入った封筒を渡してユンジェと別れろと迫るが、それを目撃したユンジェは、ダルスンの手を引きその場を離れる。その夜、ミリョンがダルスンにしたことをソンギにもぶちまけてダルスンへの謝罪を求めるが、ミリョンは一向に応じようとせず、ユンジェはダルスンを認めるまで家を出て官舎で暮らすと宣言する。一方、ホンジュはヒョンドが手配してくれたホテルで一夜を過ごし、藁にもすがる想いでヨンファに懇願してみようと家に向かうのだが・・・。
第54話:
ダルスンが本当にウンソルか確かめようとダルスンの家を訪れたテソン。ブニの目を盗んで部屋中を物色し一枚の写真を見つけるが、それは子供の頃のウンソルとそっくりな少女とブニが一緒に写っている写真だった。一方テソンの秘書のギルサンは適当な口実でダルスンに子供時代について尋ねるが、幼少期の記憶がまったく無いと答えるダルスンに胸を撫でおろす。そんな中、ユンジェの診療所を訪れたミリョンは、ダルスンが残したメモから借金のことを知り激昂して・・・。
第55話:
ミリョンにタライの水を浴びせられたダルスン。そこに帰って来たブニは、旧知のミリョンがユンジェの母親だと知って驚き、ブニもまた2人が付き合うことには反対だと言いだす。一方、ユンジェがダルスンのために借金をしたことを知ったソンギも2人の仲を反対するようになり、ユンジェとダルスンは窮地に立たされる。そんな中、ホンジュはテソンもまたダルスンがウンソルと気づいたことを知るが、なぜかそのことをヨンファに隠すテソンが腑に落ちず・・・。
第56話:
ウンソルのことを隠そうとするテソンの行動が疑問のホンジュ。ギルサンに命じて処分しようとしたダルスンの幼いころの写真を手に入れるが謎は深まる。一方、ユンジェはブニを訪ねミリョンの非礼を謝罪するが、ブニは聞く耳を持たない。そんな中、ヨンファにダルスンがウンソルと気づかれるのを阻止しようと、ダルスンを海外研修の名目で追い払おうと企むテソン。ダルスンの家族が借金で困っていることを知り、アメリカ研修の費用を全額会社で負担すると話を持ちかけるが・・・。
第57話:
なかなかホンジュを許さないヨンファ。ホンジュはウンソルの写真を見せてテソンを脅迫し、ヨンファを説得するよう迫る。そんな中ソンイン製靴の前で不意に子どもの頃の記憶の断片がよみがえり、その場に倒れてしまったダルスン。偶然通りがかったヨンファがダルスンを介抱するが、テソンはそんな2人の姿にさらに警戒を深めるのだった。一方、頑固なヨンファにしびれを切らしたホンジュは一計を案じテソンに協力を要請する。
第58話:
工場で大型ファンが落下し、ヨンファの身代わりになって負傷するホンジュ。ホンジュの狙い通りヨンファは意識不明のホンジュの姿に心を痛める。そんな中、ユンジェとの別れを決意するダルスン。一方ユンジェは、ミリョンがダルスンの家にまで押しかけて家族まで侮辱したことに、怒りをあらわにして謝罪を迫る。そんなユンジェの態度に腹を立てたソンギは手をあげてしまい、ユンジェはソンギへの失望感から家を飛び出すのだが・・・。
第59話:
しばらく意識不明を装っていたホンジュ。ようやく目を覚ましたフリをするが、ヨンファはホンジュに騙されたことに気付かず、回復したことに感謝するのだった。一方、なんとかダルスンの力になりたいチュンギは、ユンジェの父親で自分の実の兄でもあるソンギに会うことを決意するが、もう少しのところで、独立運動家時代に拷問を受けた人物と鉢合わせになり激しく動揺し、そのまま逃げだしてしまう。一方、ダルスンはテソンの提案に応じてアメリカへ旅立つことを決意する。
第60話:
ユンジェと別れた翌日、晴れない気持ちを抱えながら出社したダルスン。ホンジュはダルスンの海外研修が決まったことにほっとして、アメリカへ旅立つ前にブニを訪ねると約束する。そんな中、一日でも早くダルスンをヨンファから引き離したいテソンは出国日をなんと10日後に決めてしまうが、ダルスンもそれを了解する。会社からお金を貸し付けてもらったダルスンがユンジェから借りたお金を返済しようと連絡した先はなんと・・・。
第61話:
ダルスンが失った記憶を徐々に取り戻しつつあることを知ったテソン。どこまで記憶を取り戻したか確かめるため、自分の息のかかった医者に相談してみるようダルスンに勧め、ダルスンは病院に行く。テソンは、カウンセリングを盗み聞きしてダルスンに清渓(チョンゲ)川に落ちた記憶があることが分かり焦るが、その時追いかけてきたのが誰かは思い出せない様子に安堵する。そんな中、ダルスンは靴の博覧会を見に行くことに。ちょうどその頃、ヨンファも同じ会場へ向かっていて・・・。
第62話:
行方不明中のウンソルとよく似た人が見つかったという連絡を受け、慌てて警察署へ向かうヨンファ。テソンの計略によるウソの情報だったが、ヨンファはこれを信じ込み、ウンソルがすでにこの世にいないと聞いて涙に明け暮れる。一方、実の親とみられる人を見つけたという連絡を受け警察署に駆け付けたダルスンは、ようやく実の親と会えると期待して待つが・・・。そんな中、ユンジェの職場を訪ねたソンギは、かっとなって叩いたことを謝り2人は和解する。
第63話:
亡きウンソルへの想いを断ち切るために清渓(チョンゲ)川へ向かうヨンファ。そこに居合わせたダルスンとのひと時はヨンファの心を癒す。ウンソルはすでに死亡したとヨンファを騙したテソンは、ウンソルの名義になっている財産を手に入れようと躍起になっていたが、ちょうどそこへハンスからウンソルの財産分与を勧められ内心大喜びする。すべてが自分の思惑通りに進んでいることに安堵したテソンだったが、接待のため訪れた酒場で風変わりな女性と出会う。
第64話:
見知らぬ女性が酒場のVIPルームに勝手に入って来たことに驚くテソン。その女性は借金を返せず闇金業者に追われていたダルレで、テソンの口をふさぎ難を逃れる。怒るテソンを残して酒場を出たダルレだったが、どこかでテソンと会った気がしてならない。一方、ダルスンはウンソルを失ったと考えるヨンファが悲嘆にくれる様子を見て以来、実の親を捜したいという気持ちが募りはじめ海外研修を断りたいとテソンに申し出るが・・・。
第65話:
VIPルームの男がソンインの社長のであることを突き止め、留守をいいことにテソンの社長室に勝手に入り込んだダルレだったが、ホンジュに警備員を呼ぶと警告され退散する。かつて自分が産んだ子の、名前も知らない父親こそがテソンではないかと考えるダルレは、産まれたての娘を預けて以来20年以上音信不通の母ブニを捜し始める。そんな中ソンイン製靴では冬用のブーツを企画することになり、ダルスンとホンジュの新たなデザイン対決が幕を開ける。
第66話:
ユンジェを訪ねて中渓(チュンゲ)洞の酒場を訪ねたソンギは、一緒に酒を飲んでいた男を紹介される。ところが、その男こそ自分が長年捜し続けてきた弟のチュンギであることを知り感動的な再会を遂げることに。一方、母ブニの消息をつかんだダルレは餃子店をいきなり訪ねてブニを驚かせる。そして、かつて預けた自分の娘の消息を尋ね、言い淀むブニにその子はソンイン製靴の社長との間にできた娘だと追い打ちを掛ける。混乱したブニは・・・。
第67話:
ホンジュの血液型が自分と同じRH-ABであることを知ったテソンは、本当にホンジュが自分の実の子かも知れないと考え始める。普段は特に気に留めていなかったホンジュの姿をじっと観察するにつけ、体質や食べ物の好みが自分によく似ていることを知り、実の娘であることを半ば確信する。一方チュンギは、ハンガン皮革の社長が実の兄であることをブニとチュジャに告白するが、チュジャの息子ヒョンドがハンガンの縁者であることを知らされ一同驚きを隠せない。
第68話:
デザイン対決でダルスンの羊毛ブーツが選ばれたことが納得できないホンジュ。うっぷんを晴らそうとダルスンに侮辱の言葉を浴びせる。そこに通りかかったヨンファは、ホンジュを自分の部屋に呼び、ホンジュのデザインが選ばれなかったのは既存商品のデザインを盗用したからだと厳しく叱責する。屈辱のホンジュは、ダルスンを会社から追い出そうと悪だくみを始めるが、あろうことかそれはライバル社にダルスンのデザインを流出させるというものだった。
第69話:
ダルスンのものと同じデザインの羊毛ブーツが、ミョンソン製靴から発売されるという広告を見たテソン。ダルスンは社長室に呼び出され経緯を聞かれるが、身に覚えが無く困惑するばかりだった。一切を仕組んだホンジュは、さもダルスンがデザインを漏らしたように言いたてて、ダルスンは疑われて苦境に陥る。そんな中ダルレは自分を避けるテソンに腹を立てて、あろうことか今度は何も知らないヨンファに接触し始める。
第70話:
事件の経緯を調べるヒョンドは、ダルスンの羊毛ブーツのデザインを漏らしたのはホンジュでダルスンを陥れいれるためだったと知り衝撃を受ける。これに気付いたホンジュは目をつぶって欲しいと懇願するが、ヒョンドは受け入れずにテソンとヨンファに調査結果を報告する。激怒したヨンファはホンジュからデザイナーの仕事を剥奪する。そんな中ユンジェが診療所を去る日が来て、これまで耐えてきたダルスンはこらえきれずに診療所に駆けつけるが・・・。
第71話:
ミリョンは以前スカーフを貸しくれたホンジュと町で偶然再会して自分の家に招くが、診療所を辞めたユンジェが戻ってきて、一緒に食事をすることに。ミリョンはホンジュが、ユンジェの結婚相手にと考えていたソンイン製靴の娘であることを知り驚くが、ホンジュをすっかり気に入ってしまう。一方、中央官庁で汚職事件が取りざたされ、以前、補助金を得るため長官に贈り者をしたことのあるヒョンドが慌てるのを見て、何かに思いついた様子のホンジュは・・・。
第72話:
検察に連行されたヒョンドは贈賄の疑いで取り調べを受けるが、検事がなぜか自分の裏帳簿を持っていることに動揺を隠せない。ダルスンは出勤してこないヒョンドが実は検察で取り調べを受けており、拘置所に収監されるかもしれないと聞いて、悩んだ挙句にチュジャにヒョンドの状況を知らせることに。ダルスンから事情を聴いたチュジャはすぐさま検察庁へ駆けつけるが、そこで別れた元夫・ボンシクと再会し・・・。
第73話:
ヒョンドが拘置所に移送されると聞いて居ても立っても居られないソンギは、検察庁にいる知人に捜査状況を尋ね、ヒョンドが容疑を認めて現在起訴の検討中であることを知る。また事件の中心人物のチェ長官が、補助金対象の会社がすでに内定されている状況で賄賂を要求していたことが判明する。ユンジェは、ヒョンドの贈賄が決定とは無関係であったことを証明するため、対象官庁を訪ねるのだが・・・。
第74話:
ヨンファはテソンが手のひらを返したようにホンジュに優しくなり、ダルスンを陥れようとしたことを許し、デザイナーに戻したがっていることに困惑を隠せなかった。そして、あろうことがダルレにその悩みを相談する。そつのない受け答えにすっかり気を許したヨンファは、なんとダルレに自分の秘書になってほしいと申し出る。一方、ソンギの家を離れたヒョンドはチュジャとボンシクの説得に応じ、チュジャと同居することになり、ダルスンと同じ家に住むことに。
第75話:
ヨンファの秘書になったダルレ。それを知ったテソンは驚愕し、ホンジュはダルレに益々違和感を覚える。そんな中ソンギはヒョンドの贈賄事件に作為的なものを感じ心当たりを尋ねるが、多くを語りたがらないヒョンドに話はうやむやに終わる。一方、ホンジュが気に入ったミリョンは、ユンジェとの仲を取り持とうと奔走する。ホンジュもまた、ユンジェを手に入れたいと考え、あてこすりを言ってはダルスンを苛立たせる
第76話:
ユンジェと一緒にいるところに、ダルスンがやって来て焦るホンジュ。ユンジェはダルスンが予定通り渡米したと思っているため、国内にいることが分ればまた気持ちが戻ってしまうことを怖れ、慌ててごまかしてその場をしのぐ。テソンはヨンファがホンジュのことで自分の言うことを聞かないことに怒りをあらわにする。さらに周囲の目が社長の自分より創業家のヨンファを上に見ていることが気に入らず、苛立ってダルレの誘いに乗り不倫関係を持ってしまう。
第77話:
ダルスンが予定どおりアメリカに行ったと思っていたユンジェは、街角で偶然ダルスンと再会し驚く。そして抑えていた気持ちが溢れ出すが、それはダルスンも同様であった。一方ハンガンを離れたヒョンドもまた、自分のダルスンへの気持ちが恋愛感情だったことに気づく。そんな中ダルレが気に入らないホンジュは、かばいだてするテソンの態度に不審感を募らせ、問いただそうと社長室に向かうが、中から聞こえてきた話を偶然聞いてしまい・・・
第78話:
ダルレが実の母であることを知り驚愕するホンジュ。それと同時に、テソンが実の父であることに安堵する。一方、ユンジェを突き放そうとするダルスンだったが、ユンジェへの思いは断ち切りがたく再び付き合うことに。そんな中ソンギは、ヒョンドを陥れるため書類を改ざんさせたのがテソンの指示だったことを確信するが、告発する手立てもなく悔しい思いをする。そしてテソンは、ヨンファの反対を押し切りホンジュをデザイナーに復帰させる。
第79話:
ユンジェはダルスンの友人のミョンスクを治療するため中渓(チュンゲ)洞の空き家を訪ねる。彼女は労働運動に参加しており、警察に追われ負傷して隠れていたのだった。そんな中、ダルスンがユンジェとよりを戻したことに気づいたホンジュは、ブニに止めさせようと家を訪ねていく途中でユンジェを見かけミョンスクをかくまっていることを知る。そしてホンジュはミリョンに告げ口をして2人を別れさせようとダルスンを呼び出すが、それに気づいたユンジェの怒りは激しく・・・。
第80話:
ホンジュの通報でユンジェとダルスンは警察に連行されてしまう。2人ともスパイ容疑を掛けられて中央情報部に移送され拷問を受ける羽目に。事件を担当する検事はテソンの息がかかった人物で、ソンギは解放を働きかけてくれるよう懇願するが、足元を見たテソンに莫大な対価を要求されてしまう。そんな中ユンジェは、自白しないとダルスンが代わりにさらに過酷な拷問を受けることになると脅されるが、それはテソンの罠だった。
第81話:
中心人物を除き事件の容疑者を釈放するという知らせに安堵するソンギ。しかし、その後ユンジェは自白したため釈放されないと聞きき狼狽する。テソンからユンジェとの面会を勧められすぐさまユンジェが拘束されている中央情報部へ駆けつけるが、当のユンジェは謝るばかりでスパイ行為を認めた理由を打ち明けようとしない。そんなダルスンから、自分の釈放と引き換えにユンジェがスパイ行為を認めたと聞いて、ソンギは怒りを抑えきれず・・・。
第82話:
ハンガンを潰そうとするテソンの企みに気付いたソンギ。会社を守ろうと、あらゆる手を尽くすが事態の深刻さに打開策が見いだせない。一方ユンジェは、自白した自分が釈放されたことに疑問を持つ。ヒョンドに尋ねると、ソンギが自分を助けるためテソンの要求を受け入れたことでハンガンに大打撃を与えてしまったことを知り自責の念に駆られる。ソンギは、そんなユンジェを気遣い心配ないと気丈な様子を見せるが、その実ハンガンは大ピンチを迎えていた・・・。
第83話:
ソンギを訪ねたダルスンはソンギとミリョンの前にひざまずき、ユンジェが自分を救うためにした行動が、ユンジェやハンガンまでをも危機に晒したことを謝罪する。激怒したミリョンはダルスンを追い出そうとするが、そこにユンジェが現れダルスンと共に謝罪し、その場で2人が別れることを誓う。一方、警察署を訪ねたヨンファとハンス。以前、ウンソルとよく似た子を見つけたと連絡をくれた際の記録を見せてほしいと頼むが・・・。
第84話:
ユンジェはソンインに行き、テソンにハンガンを助けてくれるよう懇願するが、冷たく突き放されてしまう。その様子を見ホンジュは、自分がテソンに頼んだのはユンジェを救うことで取引して苦しめることではないと言うが、ホンジュ自らが招いたことと聞く耳を持ってもらえず落ち込む。そんな中、ハンスとヨンファはウンソル捜しを誰かが妨害していると疑い始める。一方ダルスンは、チュンギからソンインの創業者であるジェハとの経緯を始めて聞かされ・・・。
第85話:
ダルスンは、チュンギのからもらった詩集を手にとり、そこにチュンギが書き込んだイ・ジェハという名前に不思議な既視感を覚える。一方、ハンガンが危機を迎えていると知ったミリョンは、仕事を終え帰宅したソンギを元気づけようと食事を用意して温かく迎え入れる。温かい家族の存在に、ソンギは心底勇気づけられるのだった。一方ヨンファとハンスは、光復記念会の記念事業でイ・ジェハ回顧展が開催されるという知らせを聞いて・・・。
第86話:
テソンはソンギが入院したことを知り、嫌がらせのため見舞い行くが、そこで自分のジェハ殺しの罪をかぶせたチュンギを見かける。ソンギとチュンギがすでに再会していたことに驚愕し一日でも早くハンガンを倒産させ、ソンギの力を削ごうと躍起になる一方、秘書に命じてチュンギのことを調べるよう指示するが、ほどなくチュンギが昌寧(チャンニョン)にいる時からダルスンと一色に暮らしていたことを知り、言い知れない不安感を募らせていく。
第87話:
チュンギは、回顧展でジェハが紹介されることをダルスンから聞いて感慨にふける。一方テソンは、チュンギが24年前の真相に気づいたり、回顧展でヨンファと再会したりすることを怖れ、当時の事情を知る元刑事の住所を捜して口止めしようとする。一方、奉仕活動で手製靴を贈ろうと深夜までともに作業を進めるヨンファとダルスン。そんな二人が気になり工場に寄ったテソンは、偶然聞こえてきた話で、ダルスンがジェハの詩集を持っていると思い込み・・・。
第88話:
テソンはチュンギとヨンファの再会を阻止すべく、口実をつけヨンファを回顧展の会場から連れ出す。テソンの秘書ギルサンは会場にいた、当時チュンギを拷問した元刑事に近づき、昔の悪行を家族に知られたくなければ24年前の真相を秘密にしろと脅し買収しようとする。脅しに屈した元刑事は一度は引き下がったものの、そこへやってきたチュンギと鉢合わせすると勇気を奮って24前チュンギはジェハの居場所を自白していないことを告白し・・・。
第89話:
チュンギに追いつめられ逃げ場を失ったテソンは、近くにあったビール瓶でチュンギの頭を殴る。その衝撃で倒れたチュンギは、石に頭を打ち致命傷を負ってしまう。一瞬で広がる血をぼんやり眺めていたテソンは、誰かが近づいてくる気配に気づきとっさに身を隠す。一方、待ち合わせの時間が過ぎてもチュンギが現れず周辺を捜していたヨンファは瀕死のチュンギを発見する。チュンギはジェハの死の真相を明かす証拠の存在を懸命に伝えようとするが・・・。
第90話:
チュンギの遺品からテソンのライターが発見され、テソンは容疑者として連行される。テソンを救うべく、ギルサンとダルレは、事件当日のテソンのアリバイを作り口裏を合わせ、さらに証拠となっているチュンギが持っていたテソンのライターは、数日前に自分がもらいなくしたものだとウソの証言をする。それらが功を奏しテソンは釈放されるが、完全に容疑を晴らすため、誰かに罪を着せて逮捕させることをたくらみ始める。
第91話:
テソンが買収した事件の目撃者がヨンファとチュンギが激しく口論をしていたと嘘の証言をしたため、ヨンファはチュンギを殺害した容疑者として警察に連行され取り調べを受けることに。同時にテソンのアリバイも崩れるが、テソンは当時現場にいたことを認めながらも、その時はダルレと一緒にいて不倫が発覚しないようウソをついたと言い繕う。そして家からヨンファのブローチを持ち出し偽の証人に現場で拾ったと警察に届けさせると・・・。
第92話:
留置場のなかでこれまでの人生を振り返ったヨンファは、ジェハの死の真相を始めテソンに騙されてきたことに気付く。あまりの悔しさに嗚咽を抑えきれないヨンファ。一方、テソンはハンスが警察に証拠品として提出した血のついた靴下から血液の特定ができなかったことを喜ぶが、ハンスは濡れ衣を着せられたヨンファのために何もできなかった自分を責める。そしてと拘置所に移送される日、ヨンファは人ごみのなかでジェハに似た人を見つけて叫ぶが・・・。
第93話:
それから3年。事件のショックで心を病んだヨンファだったが、日常生活に支障が無い程度まで回復したとされ自宅へ戻ることに。だが、まるで幼女のようにふるまうヨンファの姿は以前とはまったく別人のようであった。一方ソンインを辞め自分の靴店を開店したダルスン。ようやく経営も安定し始め充実した毎日を送っていた。そして、ホンジュはヨンファに代わりソンインのデザイン室長に就任して、気鋭のデザイナーとして脚光を浴びており・・・。
第94話:
テソンは家に戻ったヨンファの奇妙な行動に驚くが、長い入院生活の結果だと考えて受け入れる。ところが1人の時のヨンファの表情は、テソンに見せる幼女のようなそれとは打って変わったものであった。一方、ユンジェは国際皮革製品博覧会の参加説明会で偶然ホンジュに会う。3年前のことを謝るホンジュに、ユンジェは「君のせいではない」と言うが・・・。一方、家でヨンファの面倒を見るダルレは、ヨンファに子供のように付きまとわれ辟易して・・・。
第95話:
ダルレはテソンには内緒でヨンファを料理教室へ通わせることに。教室で院長と2人きりになると、以前の表情に戻ったヨンファは高額な謝礼を提示し、レッスン時間中にダルレには内緒で外出させてほしいと持ち掛ける。教室を出たヨンファの向った先は密かに事務所を構えるハンスの元であった。一方、注文を受けた靴の採寸のため高級クラブのミラクルを訪れたダルスンは、ヒョンドに出くわし、彼こそがミラクルの社長であることを知り驚く。
第96話:
3年ぶりに偶然の再会をしたダルスンとユンジェ。すでに心の整理がついていると考えていたが、いざ出会うと3年前の感情が一気に甦り、2人とも揺れる気持ちをかくすことができない。人気女優のハ・ミエは、ベネチア映画祭のレッドカーペット用の靴をダルスンの幸福靴店に注文することに決める。ダルスンに負けたことを逆恨みするホンジュは、ブニを訪ねダルスンの妨害をするように頼むが、きっぱりと断られてしまう。
第97話:
ダルスンは街中で偶然ヨンファに出会うが、子供のように様変わりしたという噂とは異なる、以前どおりの姿だったことを不審に思う。一方、女優のハ・ミエのマネジャーはテソンの秘書ギルサンと結託し、ダルスンの靴を故意に忘れていく約束をする。これでベネチアで履かれるのは自分がデザインした靴であると確信したホンジュは、記者にそのことを話し記事が掲載される。ところが夕刊に出たハ・ミエの写真に写る靴はダルスンのものでホンジュの衝撃は大きく・・・。
第98話:
ハ・ミエの靴の件で批判を浴びるテソンは、騒ぎを収めるためダルスンへの直接謝罪に追い込まれる。その写真が新聞に掲載されると、想像に反してますますマスコミの風当たりが強くなるが、これはヨンファとハンスが背後で手を回したためだった。記事のことで恥をかいたホンジュはヤケ酒で酔いつぶれてしまい、持っていた名刺からユンジェに連絡が。ユンジェはホンジュを家の近くまで送っていくが、その様子をダルレが見ており・・・。
第99話:
高級クラブ“ミラクル”の開業式に参加したテソンは、ミラクルの社長がヒョンドだと知り驚く。ヒョンドの背後に資金力のある人物がいることを直感したテソンは、その人物が誰か調べるよう指示を出す。一方、国際博覧会の特別展示に出展するため、急遽デザイナーを探すユンジェであったが、ことごとく断られてしまい困り果ててしまう。そのことを、先日のお礼に来たホンジュに話すと、ホンジュは自分が、そのデザイナーをやりたいと言い・・・。
第100話:
光復記念会にテソンと共に出席したヨンファ。事件以来公の場は初めのヨンファに記者の関心が集中するが、余計なことを話さないかテソンは気が気でない。一方ハンガン皮革はホンジュに博覧会のデザイナーを依頼することを決める。知らせを受けたホンジュはユンジェと働けることに喜びを隠せない。そんな中、光復記念会が終り記者の前に再び現れたヨンファに、1人の記者がウンソルのことを質問し始め、テソンを慌てさせる。
第101話:
ブニは清渓(チョンゲ)川で救った時ダルスンが持っていたバッグを見つけるが、刺繍が入っていなかったことから、ウンソルはダルスンかもしれないという疑念を振り払う。一方テソンは、光復記念会でヨンファの会見を聞いたダルスンに自分がウンソルだと気付かれることを恐れ、ダルスンを監視することに。そんな中、ウンソルが死亡していたという記事を読みショックを受けユンジェはそれをホンジュに話すが、ウンソルがユンジェの初恋の人だと知ったホンジュの衝撃は大きく・・・。
第102話:
ダルスンがウンソルであることを確信したブニは、家に来たテソンにそのことを伝える。否定してもさらに言い募るブニに慌てたテソンは、ホンジュやダルレのために事実を隠しておくよう説得する。納得できないブニはテソンと揉み合ううち興奮から高血圧の発作で倒れてしまい、テソンが放置して立ち去ったため、チュジャが発見した時の容体はすでに手遅れに近い状態だった。駆けつけたダルスンに、一瞬意識が戻ったブニは必死でヨンファが実の親であることを伝えようとするが・・・。
第103話:
ウンソルの部屋で清渓(チョンゲ)川で消えた時に持っていたバッグを発見したヨンファ。ブニがそのバッグを持って自分を訪ねてきたことを知り、ダルスンがウンソルだと確信する。すぐにでも駆けつけたいヨンファだが、テソンがダルスンに危害を加えることを恐れ、自分が気づいたことは隠しておくことに決める。一方スティーブという在米韓国人投資家の噂を聞き接触を試みるテソンだったが、それはヨンファとハンスの仕組んだ罠だった。
第104話:
ダルスンを見かけ胸がいっぱいのヨンファ。ダルスンに駆け寄ろうとした瞬間、ギルサンがダルスンをつけているのに気づき、とっさに身を隠す。そんな中ダルレは、ヨンファを急いで連れ帰ろうと料理教室に駆けつける。少し遅れて到着したヨンファはなんとか言い繕い、その場は事なきをえるが、ダルレの疑念は完全には解けない。一方、博覧会の準備で一緒に行動するユンジェとホンジュ。ユンジェも以前よりはホンジュに打ち解けた様子で・・・。
第105話:
イ・ジェハの写真とメモが手元に届いてから、テソンは不安な気持ちが日に日に募っていく。そこに中村が現れるが、彼こそはテソンと結託して27年前にジェハを銃撃した日本統治時代の警察官だった。一方ヨンファが料理教室を口実に外出していることを疑うダルレ。料理教室で習った料理をヨンファに作らせると、見事に料理はできあがりダルレの見当ははずれる。これはヨンファが院長から予めレシピ表をもらい記憶していたためだった。
第106話:
ヨンファは必死の思いで料理教室に駆け戻り、ダルレより一足早く着いて危機を脱する。そんなヨンファの様子を見ていたケンタは、ヨンファが落としていったウンソルの写真を拾い、その顔をじっと見つめるのだった。一方、中村は日本で指名手配され韓国へ逃亡してテソンを頼ってきたもので、テソンはジェハの死の秘密を守ることを条件にまとまったお金を渡し、二度と自分の前に姿を見せるなと言う。
第107話:
ソンイン製靴の前で、イ・ジェハそっくりの男に鉢合わせして驚くテスク。テソンにそのことを伝えるが、テソンは全く本気にしない。そんな中、心待ちにしていた投資家スティーブからの連絡があり、ミラクルでの面会にこぎつけるテソンは、それがヨンファとハンスの差し金であることは考えてもみなかった。一方、博覧会に向け準備を進めるホンジュとユンジェ。前より優しいユンジェに、ホンジュは自分に好意を持っているのかも知れないと期待し始める。
第108話:
レストランでユンジェに告白して断られたホンジュは、博覧会の仕事を辞めようと荷物を取りにハンガンに立ち寄るが、そこで泥棒と鉢合わせしてしまう。ホンジュは無意識に博覧会に出すための大事なサンプルを守ろうと泥棒と揉み合ううち倒れてきた棚に脚をはさまれ気を失いユンジェに発見される。一方、ユンジェに頼まれバッグと財布をダルスンに渡すヒョンド。ユンジェに頼まれたことも、知らず喜ぶダルスンに、ヒョンドは内心複雑で・・・。
第109話:
ソンインの前で偶然ケンタを見かけた中村は、ジェハにそっくりな姿に仰天する。その後、ケンタはソンギと面会するが、ソンギもジェハと瓜二つのケンタに驚きを隠せない。一方、ホンジュが入院した病院の前でダルスンと再会するユンジェ。自分がプレゼントしたバッグをダルスンが持っていることに気付く。そんな中、突然足に感覚がなくなり絶望するホンジュ。を医者の診察でも原因は不明で、当分様子を見るしかないと言われ・・・。
第110話:
ケンタはハンガンの前で見知らぬ男が自分を見て怯えたような表情をみせたことを思い出し、その男が何者か気になり始める。一方、ユンジェがダルスンを忘れていないことを知ったホンジュは、病室でユンジェに感情的に当たる。その頃、ダルレはダルスンの靴店を訪ねホンジュが歩けなくなったのはダルスンのせいだと言いがかりをつけ店を荒らす。カバンがユンジェの贈り物であることを知らないダルスンはわけがわからず・・・。
第111話:
ダルスンは博覧会の入り口でボンシクに会い、ユンジェがホンジュの看病のため博覧会に来ないと聞き自分でもどうにもできない感情で引き返す。そしてヒョンドに、ユンジェとホンジュの関係に対する自分の複雑な胸の内を打ち明けるのだった。一方、テソンは第二工場設立の資金を得るため、スティーブから投資を受けようと躍起になる。テソンを追い込む計画のケンタはソンインに投資しないようスティーブに直談判をするのだが・・・。
第112話:
ヨンファとハンスは、スティーブと接触したケンタの真意が気になる。中村はケンタをジェハだと思い込み、ケンタを見かけたハンガンに行き社員にイ・ジェハという人物を知っているか聞いて回る。一方、ホンジュと付き合うことを決めたユンジェは家族に話すが大反対されてしまう。そんな中、ダルスンが作った靴を履いたミラクルの従業員が皮膚に炎症を起こしてしまう。それを知ったダルスンは、材料の革を仕入れた卸売店を訪ねる。
第113話:
ダルスンは問題のある革を使った靴を全て回収することを決め、ミラクルの従業員に謝罪する。非難を受けながらも、安全な材料でもう一度靴を作らせてほしいと懸命に訴えるダルスン。そんなダルスンを見たケンタは、自分に靴を作ってほしいと頼むのだった。一方、テソンはスティーブのすすめにも関わらず工場用地を購入する契約を保留し、これを仕掛けていたハンスとヨンファはとまどう。そして、テソンはその帰りヨンファとよく似た女性を見かけ・・・。
第114話:
テソンは自宅に戻りヨンファが家にいるのを確認するが、それでも違和感を覚えヨンファを疑い始める。一方、ホンジュが入院している病院でユンジェに会ったテソンはホンジュと付き合うことは認めないと強く言うが、ホンジュは自分にはユンジェが必要だと懇願する。一方、スティーブがテソンを罠に掛けようとしていると判断したケンタは援護射撃をすることを決心し、テソンが第二工場の設立に拍車をかけるよう仕向けるが・・・。
第115話:
ダルスンは徐々に甦り始めた記憶に混乱する。子どもの頃、両親とともに訪ねた中華料理店を思い出すが、肝心の両親の顔は思い出せない。その頃ホンジュは、ソンギを訪ねユンジェとの仲を認めてほしいと涙で訴えるがソンギの反応は・・・。一方、テソンは関西商事からの注文を受けるため一度は見送りにした第二工場用地の購入を急ぐが、これはケンタが仕掛けた罠だった。そして契約当日、テソンは街中で再びヨンファとよく似た女性を見かけ動揺するのだが・・・。
第116話:
第二工場を設立し事業拡大を目論むテソンの計画は大々的に報道され注目を浴びることに。一方、ユンジェとホンジュは博覧会で反応の良かった展示品を商品化し共同で事業化しようと意気込む。その頃、ケンタは幸福靴店を訪れ靴を注文しダルスンを食事に誘う。その席で、イ・ジェハに興味を持つ理由について聞かれたダルスンは、初めてジェハを知った時に言葉では説明できない特別な感情が沸き起こったことを打ち明ける・・・。
第117話:
ヨンファはソンインの元役員と接触し、テソンを社長から解任するため臨時株主総会を開くため行動してほしいと頼む。ところが、テソンはヨンファとハンスの密会を目撃しており、自分の危機は二人の計略によるものだと気付きヨンファを施設に軟禁しようと企むが、直前にこれに気づいたヨンファは必死で逃げ出す。一方ヒョンドは、ホンジュと付き合うというユンジェに、これまで遠慮して言えなかったダルスンへの想いを打ち明けるが・・・。
第118話:
ヨンファが事故に遭い意識不明の重体であることを知ったケンタは、もっと早めに手を打つべきだったと自責の念に駆り立てられる。そして、ソンインの株がマーケットに出回っていることを知り、全て買い占めることをヒョンドに指示する。一方、捜索願いのウンソルの写真を確認したダルスンはその顔を見て驚きヨンファが入院する病院へ駆けつける。ホンジュとテソンはダルスンが記憶を取り戻したことに激しく動揺するが・・・。
第119話:
テソンは記憶を取り戻したダルスンを歓迎するそぶりを見せるが、一方では彼女の記憶がどこまで戻ったかつかめず不安な気持ちに駆られる。ダルスンもテソンを信用しきれず警戒する。思い出せた記憶の一つに、テソンに追われる自分の姿がありどうしても腑に落ちなかったのだ。一方、ダルレはダルスンに気を使うテソンの態度に怒りを隠せないが、テソンはダルスンを味方にしなければソンインから追放されと言いなだめる。
第120話:
ダルスンはテソンへの疑念に正面から立ち向かおうと同居することを決意する。そしてテソン一家を訪ね自分の意志を伝えるが、思いがけない展開にテソンとホンジュは動揺を隠せない。その頃、中村はテソンに命じられ、裏で糸をひくハンスを罠にはめる。一方、ソンインの大株主シン・イルジュという人物を味方につけようと企むテソン。しかし、シン・イルジュとはテソンへの復讐を誓うケンタのことであった。
第121話:
ダルスンは、ウンソルが生きており家族の元に帰って来たことを公表するようテソンに頼み、テソンは渋々記者会見を行い発表する。そのことを新聞で見たユンジェは、ダルスンが自分の初恋の相手であったことに驚きを隠せない。一方、ダルスンがテソンの娘と知ったケンタは、初めて出会った時から好印象を持っていたダルスンが、敵の娘と知り複雑な気持ちに。しかし、テソンとの初めての面会を目前に、改めて彼への復讐を誓うのだった・・・。
第122話:
ユンジェの気持ちが再びダルスンに傾くのではないかと心配なホンジュは、先手を打ってユンジェにプロポーズする。ためらいを隠せないユンジェ。それでもホンジュの気持ちに応えようとソンギに許しを求める。その話しの中で、初めて子供時代のウンソルとの関わりを打ち明けソンギは驚く。一方、シン会長としてしてのケンタに初めて会ったテソン。シン会長がジェハと瓜二つであることに仰天する。自分はジェハではないと言うシン会長だがテソンは半信半疑で・・・。
第123話:
シン会長がジェハではないことが確信できないテソンは、ジェハがキノコアレルギーだったことを思い出し、キノコが入った料理を注文して試そうとする。一方、ずっと動かなかった脚の感覚が戻り始めたホンジュだったが、ユンジェの関心が離れないよう事実を隠し続ける。さらには、ユンジェとの婚約を許してもらおうと、睡眠薬で自殺を図ったふりをして家族を驚かせる。テソンはそんなホンジュを見かね、ついにはユンジェとの結婚を許すのだが・・・。
第124話:
とうとうホンジュはユンジェからプロポーズを受ける。ユンジェにプロポーズされたことをダルスンに自慢して、あろうことか婚約式で履く靴のデザインをしてくれと嫌がらせを言うが、ダルスンにきっぱりと断わられる。一方、株主総会でソンインの社長を解任されないように、一度手放した株を買い戻そうとシン会長に資金援助を願い出る。これに対し、シン会長はソンイン本社を担保して差し出すことを条件として求める。
第125話:
スパイ事件でユンジェとダルスンを密告したのはホンジュだったと分かり大騒動に。一瞬にして心が離れてしまったユンジェの厳しい態度にホンジュは絶望する。わらにもすがる思いでソンギを訪ね涙で懇願するホンジュだったが、ソンギが彼女を許すはずも無かった。一方、元役員と会ったダルスンは、ヨンファがテソンを欺くため心の病の演技をしていたことを知る。テソンとヨンファの関係にも疑問が募り謎は深まるばかりに・・・。
第126話:
ダルスンはチュンギが死に際に話していた詩集を捜しはじめる。その詩集がテソンがジェハを死なせた証拠だと確信したためだった。一方、シン会長が自分を捜していることを知り中村は27年前に自分が手に掛けたイ・ジェハだと思いこみ、テソンに報告する。検察の捜査が入り危機的な状況に陥っていたテソンは、窮地から逃れるため、中村やギルサンらともに恐ろしい計画を立てる。それはシン会長を殺害するというものだった。
第127話:
ついに意識を取り戻したヨンファは、ようやくダルスンと涙の再会を果たす。ヨンファはこれまで近くにいたのに気がつかなかったことや、苦労をかけたことをダルスンに謝り、本当の父親はテソンではなくジェハであると打ち明ける。そんな中、シン会長は自分とイ・ジェハの関係を明かにして、テソンがこれまで犯してきた数々の悪行を暴露する。テソンは必死に身の潔白を主張するが、そんなテソンの前に現れたのは・・・。
第128話:
ヨンファの証言もあり、もはやシラを切ることが出来なくなったテソンは、ダルスンを人質にとってギルサンとともに逃亡する。その頃、ホンジュは新聞記事でテソンの過去の悪事が事実と知り、テソンの本当の姿に打ちのめされる。一方、ダルスンを助けて負傷し意識不明のヒョンド。ダルスン、ユンジェ、ヒョンド3人の恋の結末は?ダルスンは、イ・ジェハの意志である人のための靴を作ることが出来るのか!感動の最終回。
恋するダルスンのキャスト
役名 | 俳優名 |
---|---|
チョン・ユンジェ | ソン・ウォンソク |
ソ・ヒョンド | カン・ダビン |
コ・ダルスン | ホン・アルム |
ハン・ホンジュ | ユン・ダヨン |
ハン・テスク | キム・ミニ |
ハン・テソン | イム・ホ |
ソン・ヨンファ | パク・ヒョンジョン |
イ・ジェハ | チェ・チョロ |
チョン・ボンナム | チョン・ハユン |
ヨン・チュンギ | ペ・ドファン |
カン・ブニ | キム・ヨンオク |
ソ・ミリョン | チョ・ウンスク |
チョン・ソンギ | チェ・ジェソン |
ソ・ボンシク | ホン・イルグォン |
アン・チュジャ | チェ・ワンジョン |
ソ・ヒョンジョン | イ・ミンジ |
恋するダルスンの主題歌・OST
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